特集シリーズ「今日も元気で」 2023年9月1日 vol.8

「くにたち福祉のつどい」4年ぶり開催!

9月9・10日開催! 舞台やステージ、展示や各種大会、体験コーナーなど、笑顔あふれる企画が盛りだくさんの「福祉のつどい」(詳細は下部)。例年、子どもから高齢者まで多くの方で賑わいます。実行委員会のお二人にその魅力をお聞きしました。

(冒頭写真)作品展示の企画運営をする実行委員会のみなさん

一度来てみてください

白髪の女性が笑顔で写っている写真

民生委員などを歴任されてきた佐伯さん

第1回から参加しているという、くにたち福祉のつどい実行委員長の佐伯薫さん。

「楽しい会なので、はじめての方にもぜひお越しいただきたいです。市内の方々が広く参加する展示や舞台は、1年間の活動の集大成。きっと皆さんのパワーに圧倒されますよ」

と開口一番、笑顔で魅力を語ってくれた。

壁に並んで展示された書道の掛け軸作品と鑑賞する人々の写真
紙でつくられた様々な作品と鑑賞する女性の写真
壁に展示された絵画作品と鑑賞する人の写真
展示された様々な写真作品を鑑賞する人の写真
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サークルや施設利用者の作品が福祉会館の2〜4階に展示される(写真は2019年)

地域で一体となって楽しむ

市内でも最大規模のイベントである「くにたち福祉のつどい」。運営を担う実行委員会にはサークル、福祉団体・施設、自治会など60以上の団体から100名近くが参加する。全体で3回の会議を開き、あとは各班(舞台、催し物、展示、模擬店、会場、救護、広報など)にわかれて準備をおこなう。

調理室で5人のご婦人方がドーナツをつくっている写真
子どもたちにドーナツを販売する笑顔のおばあちゃんたちの写真
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模擬店班のドーナッツづくり。当日は子どもたちで賑わう(写真は2019年)

「楽天家だから大変だと思ったことはないわ」

佐伯さんはこれまでとくに模擬店の準備にかかわることが多かったという。時にははじめて会う人と一緒に準備をしていく。準備の過程では助けたり助けられたりが基本だ。それぞれ得手不得手があるなかで、一緒にひとつのものを作りあげていく醍醐味があるのだという。お祭りのような雰囲気で、たしかにみなさん楽しそうだ。

「地域で一体となって取り組んで楽しむことで、お互いを理解したり認めたりして、やさしくなっていく。やっぱり人とのふれあいが大事ですよね」

福祉のつどいには、こうした想いがあふれている。

人のつながりが大事

帽子を被った老齢の男性が手振りを交えて、話している写真

唄のサークルに所属する堤さん

副実行委員長の堤澄雄さんは、舞台班で準備をしている。福祉のつどいは、サークルにとって1年間の集大成を披露する大切な場でもあり、仲間づくりの場でもあるという。舞台には市内で活動している団体であればどなたでも参加できる。

くにたち福祉のつどいのステージ上で、ねじりはちまきとはっぴの衣装を来て踊る男女3人の写真

踊りと唄、演奏の合同演目(写真は2018年)

堤さんは、自身が所属するサークルなど複数の会で「日本の伝統文化を楽しむ会」を結成し、合同演目をつくった。たとえば、踊りと演奏のコラボなど。はじめてのコラボなので、事前の打ち合わせや合同練習が必要になる。準備は大変だが、そうして披露した舞台は大盛況だったという。また、ふだんはなかなか交流の機会のないサークル同士の横の連携も生まれた。

「やっぱり人のつながりが大事。伝統文化とともに、ふれあいの輪を広げる運動でもあると思う」

と堤さん。心から交流を楽しんでいるようだ。

こどもたちが様々なブースの出し物で遊んだりして楽しんでいる写真

となりの中央児童館にはゲームコーナーやホラーハウスも(写真は2019年)

福祉のつどいは、コロナ禍で2020年・2021年は中止、2022年は展示のみの開催だった。そのため、2023年は4年ぶりの本格開催となる。やさしい想いのつまった2日間。世代をこえて、多くの人の笑顔があふれる場となりますように。

ぜひお越しください! くにたち福祉のつどい

第36回くにたち福祉のつどいの詳細情報が書かれている画像

第36回くにたち福祉のつどい
〜4年ぶりの本格開催!世代をこえてつどおう!〜

日時:2023年9月9日(土)、10日(日)
午前9時〜午後4時(10日は午後3時まで)
会場:くにたち福祉会館と中央児童館

【メインイベント】
10日(日)午後1時30分から
くにたち福祉会館4階大ホールにて

NHKのEテレ番組「ピタゴラスイッチ」でおなじみの栗コーダーカルテットがやってくる!

主催:第36回くにたち福祉のつどい実行委員会
問合せ:第36回くにたち福祉のつどい実行委員会事務局
国立市社会福祉協議会経営管理課
電話:042-575-3226 FAX:042-575-3554

ボランティアってなんだろう?

取材陣にふと浮かんだ疑問、「そもそもボランティアってなんだろう?」。その形を探るべく、取材した方々に「あなたにとってボランティアとはなんですか?」と質問させていただいた。もちろん答えは、百人百様。

Q.あなたにとってボランティアとは?

顔写真佐伯 薫さん
「なにげなく、私自身が楽しんでやっています。誰かのためにやってあげるというものではないですよね」

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