9月9・10日開催! 舞台やステージ、展示や各種大会、体験コーナーなど、笑顔あふれる企画が盛りだくさんの「福祉のつどい」(詳細は下部)。例年、子どもから高齢者まで多くの方で賑わいます。実行委員会のお二人にその魅力をお聞きしました。
(冒頭写真)作品展示の企画運営をする実行委員会のみなさん
一度来てみてください
民生委員などを歴任されてきた佐伯さん
第1回から参加しているという、くにたち福祉のつどい実行委員長の佐伯薫さん。
「楽しい会なので、はじめての方にもぜひお越しいただきたいです。市内の方々が広く参加する展示や舞台は、1年間の活動の集大成。きっと皆さんのパワーに圧倒されますよ」
と開口一番、笑顔で魅力を語ってくれた。
サークルや施設利用者の作品が福祉会館の2〜4階に展示される(写真は2019年)
地域で一体となって楽しむ
市内でも最大規模のイベントである「くにたち福祉のつどい」。運営を担う実行委員会にはサークル、福祉団体・施設、自治会など60以上の団体から100名近くが参加する。全体で3回の会議を開き、あとは各班(舞台、催し物、展示、模擬店、会場、救護、広報など)にわかれて準備をおこなう。
模擬店班のドーナッツづくり。当日は子どもたちで賑わう(写真は2019年)
「楽天家だから大変だと思ったことはないわ」
佐伯さんはこれまでとくに模擬店の準備にかかわることが多かったという。時にははじめて会う人と一緒に準備をしていく。準備の過程では助けたり助けられたりが基本だ。それぞれ得手不得手があるなかで、一緒にひとつのものを作りあげていく醍醐味があるのだという。お祭りのような雰囲気で、たしかにみなさん楽しそうだ。
「地域で一体となって取り組んで楽しむことで、お互いを理解したり認めたりして、やさしくなっていく。やっぱり人とのふれあいが大事ですよね」
福祉のつどいには、こうした想いがあふれている。
人のつながりが大事
唄のサークルに所属する堤さん
副実行委員長の堤澄雄さんは、舞台班で準備をしている。福祉のつどいは、サークルにとって1年間の集大成を披露する大切な場でもあり、仲間づくりの場でもあるという。舞台には市内で活動している団体であればどなたでも参加できる。
踊りと唄、演奏の合同演目(写真は2018年)
堤さんは、自身が所属するサークルなど複数の会で「日本の伝統文化を楽しむ会」を結成し、合同演目をつくった。たとえば、踊りと演奏のコラボなど。はじめてのコラボなので、事前の打ち合わせや合同練習が必要になる。準備は大変だが、そうして披露した舞台は大盛況だったという。また、ふだんはなかなか交流の機会のないサークル同士の横の連携も生まれた。
「やっぱり人のつながりが大事。伝統文化とともに、ふれあいの輪を広げる運動でもあると思う」
と堤さん。心から交流を楽しんでいるようだ。
となりの中央児童館にはゲームコーナーやホラーハウスも(写真は2019年)
福祉のつどいは、コロナ禍で2020年・2021年は中止、2022年は展示のみの開催だった。そのため、2023年は4年ぶりの本格開催となる。やさしい想いのつまった2日間。世代をこえて、多くの人の笑顔があふれる場となりますように。
ぜひお越しください! くにたち福祉のつどい
第36回くにたち福祉のつどい
〜4年ぶりの本格開催!世代をこえてつどおう!〜
日時:2023年9月9日(土)、10日(日)
午前9時〜午後4時(10日は午後3時まで)
会場:くにたち福祉会館と中央児童館
【メインイベント】
10日(日)午後1時30分から
くにたち福祉会館4階大ホールにて
NHKのEテレ番組「ピタゴラスイッチ」でおなじみの栗コーダーカルテットがやってくる!
主催:第36回くにたち福祉のつどい実行委員会
問合せ:第36回くにたち福祉のつどい実行委員会事務局
国立市社会福祉協議会経営管理課
電話:042-575-3226 FAX:042-575-3554
取材陣にふと浮かんだ疑問、「そもそもボランティアってなんだろう?」。その形を探るべく、取材した方々に「あなたにとってボランティアとはなんですか?」と質問させていただいた。もちろん答えは、百人百様。
Q.あなたにとってボランティアとは?
ボランティアに関心のあるかたはこちら
LINEでは、情報提供だけではなく、ボランティアを活動したいかた、ボランティアを探しているかたの登録フォームをご用意しています。ぜひご活用ください。
国立市ボランティアセンター
電話:042-575-3223
メール:kvc@kunitachi-csw.tokyo
・国立市ボランティアセンターFacebookページ
・国立市ボランティアセンターTwitter
特集「今日も元気で」バックナンバー
-
2022年6月28日
vol.1 ここはみんなの居場所カフェ -「喫茶わかば」にようこそ!-
-
2022年9月1日
vol.2 街を見守るひと。地域のつながりをつくる西福祉館
-
2022年11月1日
vol.3 思いがめぐる子ども食堂
-
2023年1月3日
vol.4 くにたちカルタで遊びませんか
-
2023年3月3日
vol.5 「手話で楽しいコミュニケーション」~自然に会話がうまれるまち~
-
2023年5月1日
vol.6 「言葉と文化の壁を越えていく」 〜学んでつながるみんなの“ひまわり”〜
-
2023年7月1日
vol.7 つながりも野菜も一緒に育てる「くにたち陽向菜縁」へ、ようこそ!
-
2023年9月1日
vol.8 「くにたち福祉のつどい」4年ぶり開催!
-
2023年11月2日
vol.9 11/26(日) 市民福祉ミニバザー開催! 〜地域のために、いまできること〜
-
2024年1月1日
vol.10 福招く、誰もが笑顔に出会える街へ 〜ボッチャ・メダリストに聞く、国立のくらし〜
-
2024年3月1日
vol.11 ごはんがつなぐ優しい時間 〜みんなの居場所「たまご食堂」〜
-
2024年5月1日
vol.12 あなたらしさを応援する場所 〜「まんまのま」と「パワーアップ塾」〜
-
2024年7月1日
vol.13 地域の暮らしを支える仕事 〜ホームヘルパーの魅力〜
-
2024年9月1日
vol.14 隣近所ではじめた「女子会」 〜共助は楽しい集まりから〜